2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧
『働く理由』という本に、板倉聖宣さんの言葉が引用されています。
仮説の冬の大会の帰りに富岡製糸工場を見学しました。牧衷さんの講演に出てきた富岡製糸工場。一度見る価値があります。牧衷さんの作った「ある技術の生い立ち」という映画にも出てきます。岡谷の製糸博物館も出てきます。「ある技術の生い立ち」は今回のD…
2009年1月25日にブログ開設して以来、65日、1日平均3件の記事を掲載し、1日平均14人が訪問してくれました。内容に関するコメントは1桁の件数で反応が少なくて驚いています。上田仮説出版の本もそうは売れないのは、宣伝が足りないためではな…
牧衷さんの講演の一部を紹介します。全体は『牧衷連続講座記録集Ⅰ』に収録されています。 手段が目的になったこと(1)──遅刻指導の例── その目的意識が現在の教育では見えなくなって「なんのために教えるか」わけがわからなくなっています。教育ではしばし…
古本屋で小倉金之助の本を見つけました。統計学者の有澤廣巳と共著の本です。この本は小倉金之助著作集に入っているのでしょうか。入っていないような気がします。小倉金之助がどんな仕事をしたか、調べてみようかと思っています。
(3)進路指導 生徒の多くは「進路」という意識がない。進路を意識していない生徒は目標を持たせることが出来ず、指導が難しくなる。就職か進学かという判断の前に自分がどう生きるかという考えなしには進路という意識を持たせることは難しい。(将来のこと…
4 具体的取り組み (1)目標の設定 死なないこと、毎日学校に来ること、勉強すること 普通、学力をつけることが主たる目標となることが多いが、本校定時制の課題はそれ以前の「学校に毎日来る」ということが大切である。 そこで目標を次のように設定した。…
かつて教頭会で発表した原稿を掲載します。 平成15年9月26日 本校の現状と課題 教育改革を着実に K高等学校定時制教頭 1 本校の現状 (1)生徒の状況 K高校定時制は生徒数30名の課程である。かつては定時制は経済的理由から入学する者が大部分で…
おもしろい本を見つけました。デール・カーネギーの『こうすれば必ず人は動く』きこ書房1500円です。デール・カーネギーと言えば『人を動かす』が有名ですが、この本はデール・カーネギーのラジオ講座のシナリオとして書かれたもので全米に放送され熱烈に歓…
4月が近づいてきました。 新年度には最終講義をしたいと思っています。やらせてもらえなければできませんが。どなたか私に最終講義をさせてくれる人はいませんか。何か口実をつけて。研究授業でもなんでも。 再任用教諭に2010年度は任用されたいと思っていま…
1981年に出された書評誌『子どもの本棚』に「科学読み物の生いたち」という文を板倉聖宣さんが書いています。力作です。
『理科教室』1979年9月号「ものと重さ特集号」で板倉聖宣さんが「〈重さ〉をなぜ教えるか」を書いています。「何を教えるべきか」を決めて、それから「いかに教えるか」を考えるのは不毛である。「何を」と「如何に」は常に相互に関連しあっている。と板倉聖…
『理科教室』1988年12月号に板倉聖宣さんが「すべての科学の原理としての〈重さの原理〉」を発表しました。「重さの原理は何度も再発見された。それを社会の科学に適用すると・・・」江戸時代の農民は何を食べていたか。粟・稗を常食としていたということは…
『理科教室』1972年11月号に板倉聖宣さんが「実験と予想と他人」を書いています。私が大学4年生のときに書かれたもので、私はもちろん当時仮説実験授業を知りませんでしたから、この論文のことも知りませんでした。「どんな実験でも実験の前に予想を立てさせ…
ファラデーの会で萌出さんが紹介していたファラデーのモーター。萌出さんは強力磁石であるネオジム磁石でやっていましたが、フェライト磁石でできないかと考えてやったものです。もしかしたらフェライト磁石を用いたファラデーのモーターをやったのは私と当…
家庭内の事情でしばらくアップできませんでした。一段落したので少しずつアップする予定です。 写真は、松本市のKさんの発表をもとにした、推薦入試の小論文の指導でN極だけの磁石が電流のまわりをまわることを示す実験。Kさんに装置を借りてやってみると…
1996年2月の上田サークル例会ではやった講演の一部を紹介します。Tさんが企画、Mさんがテープ起こししてくれました。 目的意識を明確に 板倉さんの『科学と方法』(季節社)には「目的意識を明確に」という論文がありますが、過保護社会にいると目的…
森北出版から出された『科学革命』という本。日本科学史学会編集で、板倉聖宣さんが書いた「落下法則の成立史」が掲載されています。『科学の形成と論理』季節社に所収。
国土社から出ていた『数学教室』1978年1月号に記念行事パネル楽しい授業森毅さんの司会で、板倉聖宣さん、西川浩司さん、斎藤君子さん、遠山啓さんの座談会です。「仮説実験授業は真似ごとは悪いことだなんて言いませんから。」
国土社から出ていた『教育』という雑誌「到達目標と教育課程」という《座談会》が掲載されています。板倉聖宣さん、坂元忠芳氏、中内敏夫氏、中原克己氏、志摩陽伍氏による座談会です。 板倉聖宣さんの発言 「たとえば学力の非常なたち遅れの問題というけれ…
『思想の科学』1983年3月号に板倉聖宣さんが「科学技術と日本人のつきあいの歴史」を書いています。
『数学教室』1980年3月号特集「遠山啓委員長をしのぶ」に板倉聖宣さんが「遠山さんと私」を寄稿しています。「水道方式くらい確実な成果をあげることができれぱ、国立教育研究所でもなんとかやっていけるだろう」と思うことができたからである。(中略…
岩波書店発行の『図書』1972年5月号に掲載された〈座談会〉「新しい科学の本」です。野島徳吉、板倉聖宣、吉野源三郎の3人による鼎談です。 板倉「子ども向けの科学書も大人向きのものも、専門家向きのものも本質的には違わない、いや、ちがってはいけない…
学生運動資料集1です。
愛知県の物理教育研究グループが発行していた雑誌です。熟読しました。三井伸雄さん、川勝博さん、飯田洋治さんらが中心になって発行し、800部くらい出していたそうです。運動論的にすごいことをしていたと思います。発行し売っていました。牧衷さんの助…
渡辺敏が雑誌『信濃教育』に連載で書いた「一壜百験」です。「一壜百験」の読み方は「いちびんひゃっけん」で一つの壜──すなわちフラスコで100の実験をするという意味です。ほかに長野西高校(前身は長野高等女学校)の同協会(同窓会のことを長野西高校…
小林計一郎著『渡辺敏先生伝』はガリ版刷りの本です。板倉聖宣さんの渡辺敏研究の際に大いに参考になったという本です。私が長野市の図書館で見つけ出して、コピーをとろうとしたら図書館の人から著者の許可が必要と言われてたので、小林計一郎さんを電話帳…
科学史研究第42号には板倉聖宣さんと八木江里さんの共著論文「理化学研究所の設立記における科学研究体制(2)──理化学研究所の歴史(Ⅰ)」が掲載されています。「結局、科学、技術、産業の独立をかちとろうとする科学者と一部の資本家との理想はこの時期…
板倉聖宣さんの雑談の一部を紹介します。 社会の改革とは──仮説を立て,実験し,うまくいくという証明をすること 1992年5月4日ホテル三幸にて 【板倉】今まで時代が「社会主義か資本主義か」ということがあって,ある人たちからすると「社会主義にしな…
牧衷さんの話の一部です。 KMさんがぼくのところに「運動論的なことに少し詳しいヤツがいるから」ということで連れて来たらしいの。ぼくははっきり言うからさ。 「あんたたちの書いているのはこれだれに読ませるの。これ読んで普通の人間がわかると思うの…