2011-01-01から1年間の記事一覧

聖護院大根

スーパーで聖護院大根を売っていたので、食べたいというより、授業書《生物と種》や授業プラン《ダイコンとカブ》を思い出して、生物としての聖護院大根に興味が沸いて買ってきました。食べ方はこれから研究します。側根が縦一列に並んでいるのが見えます。…

今までの研究は全部やめる

勝木渥先生からの情報を紹介します。 以下引用 『フラーレンとナノチューブの科学』 の著者の一人である篠原久典先生が、このたび、第64回 「中日文化賞」(中日新聞社) を受賞されました。これまで続けてこられた 「ナノカーボン・ハイブリッド物質の創製…

仮説実験的認識論

板倉さんの話 スターリン批判が出たとき毛沢東は「次は自分が批判される」と考えたのではないか。そこで、「批判される前に」ということで、大躍進政策を打ち出したのかも知れない。毛沢東は「中国は15年でイギリスを超える。」と宣言した。しかし、大躍進…

あたりまえのことは却ってわかりにくい

あたりまえのことは却ってわかりにくい。質量保存の法則を小学校で教えることになっていたこともあった。教師は教えようがなくて困っていた。授業書《ものとその重さ》をやれば教えられる。 平和教育、人権教育、どちらも当たり前すぎてうまく教えられていな…

はやぶさ

惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトリーダーの川口淳一郎さんの講演会が長野県上田市情報メディアセンターであり、聞きに行って来ました。大学(京都大学)では講義に出なかったそうです。「教科書があるものは講義に出る必要がない」と思ったそうです。…

板倉式発想法の会

11月27日(日)に東京の仮説会館で板倉式発想法の会がありました。日帰りで行って来ました。毛沢東の大躍進についての講演を聞き、考えることがたくさんありました。それについては後日紹介します。

グラフで見る社会

『グラフで見る社会』というガリ本が出版されました。10年前に亡くなった長岡清という高校の先生が『たのしい授業』という雑誌に発表したグラフの選集です。実は、長岡さんが亡くなったとき、書きためた原稿やグラフが段ボール箱5つ分あったそうです。それ…

地震学会自己批判続報

河北新報に地震学会の記事が掲載されました。この発表に対してロバート・ゲラー教授はどう反論するでしょうか。 以下記事 静岡市で開かれている日本地震学会で13日、東北大地震・噴火予知研究観測センターの松沢暢教授(地震学)は東日本大震災の発生可能…

地震学会自己批判

地震学会で『日本人の知らない地震予知の正体』の著者ロバート・ゲラーさんが講演するそうです。ゲラーさんの本では、「地震学者が想定外などということはありえない。地震学者である以上、論文を読んでないなどというはずはない。マグニチュード9以上の地…

「子」のつく名前の誕生

橋本淳治さん・井藤伸比古さん共著、板倉聖宣さん監修の『「子」のつく名前の誕生』(仮説社 1600円)を先ほど、読み終わりました。名著だと思います。 橋本さんは書いています。「授業書・総合読本開発講座での(中略)板倉聖宣さんからのアドバイスや…

板倉式発想法の会

10月16日の板倉式発想法の会に参加しました。今回の予定は仮説実験的認識論の成立についての予定でしたが、板倉さんは急遽鄧小平の研究にのめり込み、その話だけでほとんど終わりました。毛沢東は『実践論』で認識は実践によって成立すると書いているけ…

反格差デモ

反格差デモで世界各地で起きています。これが世界の流れになるのでしょうか。 以下新聞記事 反格差の声、世界覆う=アジア・欧米で市民デモ―主催者「951都市」 時事通信 10月15日(土)22時29分配信 【ロンドン、シドニー時事】「ウォール街を占拠せよ」を合言…

地震学会自己批判続報

地震学会の自己批判が続きました。ロバート・ゲラー東大大学院教授の主張も報道されました。今後、地震予知の予算は大幅に削られるのでしょうか。 以下新聞記事 「大きな敗北」「非常に反省」=予知不可能の意見も―大震災で特別シンポ・地震学会 時事通信 10…

仮説実験の論理

板倉聖宣さんの認識論は「科学的認識は仮説実験的に成立する」と要約できると思います。今となっては私にとって仮説実験的認識論以外にどのような認識論がありうるのだろうかと、思ったりしてしまうのですが、よく考えてみると、世の中のほとんどの認識論は…

秋山郷

日中友好信濃教育会訪中団の一員として5年前に中国視察に行きました。10月8日~9日はその同窓会。長野県栄村秋山郷で開かれました。宿泊場所は秋山郷小赤沢の苗場荘。ゆったりした雰囲気のお勧めの民宿です。34年前、秋山郷の子が飯山に下宿して高校…

カルフォルニア工科大学の教員1人あたり学部学生数

カルフォルニア工科大学では教員700人に対して学部学生数は800人だそうです。教員1人に学部学生1.14人です。教員1人あたりの学部学生数は東大はカルフォルニア工科大学の5.3倍です。こんなこと知っていましたか。ゲラーさんによれば、アメリ…

教員1人あたりの学部学生数

ロバート・ゲラー著『日本人の知らない「地震予知」の正体』の6ページに東大とカルフォルニア工科大学の教員1人あたりの学部学生数が出ています。 東大の場合、教員1人あたりの学部学生数は何人でしょうか。 予想 ア 100人 イ 50人 ウ 10人 エ 5…

日本人の知らない地震予知の正体

板倉聖宣さんの紹介してくれた本、ロバート・ゲラー著『日本人の知らない「地震予知」の正体』双葉社1200円+税を読みました。ロバート・ゲラーという人は金森博雄という地震学者の弟子です。金森博雄さんはモーメント・マグニチュードという地震の大き…

板倉式発想法に学ぶ《社会の科学》集中研究大会

9月18日~19日に東京早稲田速記医療福祉専門学校で開かれた板倉式発想法に学ぶ《社会の科学》集中研究大会に参加しました。大変よかったです。仮説実験的認識論の成立過程の話がよかったです。研究している人たちは本当にすごいなと実感しました。詳し…

傑作!物理パズル

物理パズルなどという本は昔はよく読みましたが、今ではあまり好きではありません。今日、本屋さんに行ったらポール・G・ヒューイット著の『傑作!物理パズル』という本を見つけました。著者のポール・G・ヒューイットというのは、『物理のコンセプト』と…

仮説実験授業研究会夏の大会参加

仮説実験授業研究会夏の大会(福岡県宗像市)に参加しました。久々の大会参加です。一番感じたのは研究の進展が速いこと。研究している人の量、質ともに増大していること。今まさに仮説実験的認識論が求められている時代であること。大学教育等分科会が小原…

CST事業

S大学農学部で理科実験法の授業をしました。出席者は3人。 《長い吹き矢 短い吹き矢》をやりました。学生さんによる授業評価は全員5でした。今年度の授業はこれで終わり。大学生が仮説サークルを作ってくれれば、参加者兼助言者、授業をする人としていく…

牧衷さんの講演記録

牧衷さんの集中講義『運動論と仮説実験授業』2001年9月に発行したものですが、その中に「防災の哲学」という講演記録が収録されています。今回の大震災で、防災について根本的に考えようという人がたくさんいるのではないかと予想して、仮説実験授業研…

暑すぎて体調不良

連日、蒸し暑い日が続き、すっかり体調をおかしくしてしまいました。今日は午後3時に早退。もうだめだ。

鍾乳石と石筍

鍾乳石の真下には石筍が出来はじめていました。少し盛り上がってるのがわかるでしょうか。

鍾乳石

U高校の軒下に鍾乳石と石筍が出来ているのを発見しました。

小河勝さんの講演会

松本市民タイムスに記事が掲載されました。

『物理学にもとづく環境の基礎理論』勝木渥著の書評

以前書いて『物理教育』48巻1号(2000年3月)に掲載された書評の一部を掲載します。原発についても、大きな観点からどう考えたらいいかについて的確に書かれています。一読をお勧めします。 (書評) 『物理学に基づく環境の基礎理論 ― 冷却・循環・エントロピ…

勝木渥先生

勝木渥先生の『物理学にもとづく環境の理論』という本が多くの人に読まれるべき情勢になっていると感じます。 その勝木先生からメールが来ました。 仮説実験授業研究会を休会していたので、《放射線とシーベルト》の授業書案が出ていることを知らなかった。…

白根山の湯釜を見てきました

白根山の湯釜へ登る道が以前と違う道ができていました。雪が残っていてスキーをやっている人たちもいました。この湯釜の水は硫酸水溶液で世界でもっともPHの値が小さい、すなわち酸性度が高い湖ということです。この湖を題材にした映画「自然の中の化学」…