2011-01-01から1年間の記事一覧

草津温泉に行って来ました

湯畑のまわりは人で賑わっていました。温泉の源泉から出る湯の流れている底には硫黄と思われる鉱物ができているようでした。久々の家族サービスでした。

鉄のくぎを金づちで打つと熱くなる

金槌で鉄釘を打ち、熱くなるという実験をしました。装置を物理教室に置いておくと、放課後生徒が来て、金づちで鉄くぎを打っていました。何人もの生徒が次々に釘を打ちに来るのでついには釘はペチャンコになってしまいました。

センター試験の分析

今春のセンター試験の物理の問題の生徒の正解率の分析をしました。結論は次の通りでした。 まとめ 授業で実験した分野は正解率が高い。 演習やテストで取り上げた問題は正解率が高い。 応用問題ができるためには法則を基本法則から導くことができることが必…

放射線の測定

生徒と学校周辺の放射線の測定をしました。上田市の放射線量は0.030μSv程度で、全国の平均の放射線量より低く、逃げる必要はないことがわかりました。この測定や《放射線とシーベルト》の授業が普及することがいいことだと感じました。《放射線とシー…

小河勝さんの講演会

小河勝さんの講演会が信州大学物理同窓会の主催で5月28日(土)午後2時から信州大学理学部で開かれます。一般公開です。よろしかったらご参加ください。宣伝していただければありがたいです。 ポスターでは教育過程となっていますが、これは教育課程が正…

小河勝氏の講演

日本社会の変革

日本が変革の時期を迎えていて、既成観念にとらわれることなく新しい発想のもとにものごとに取り組んでいかなければならないと20年前に強調した某高校の校長の発言がありました。みなそのとおりだと思うものの、その後も何ら変革されることなく20数年が…

放射線の測定

学校の周辺で放射線を測定しました。 グランドの真ん中では校舎内より放射線がずっと弱かったです。 学校のまわりの堀の上では放射線量がずっと少なかったです。 中庭の花崗岩の椅子は放射線量がかなり大きかったです。 生徒にいろいろ測定させたいと思いま…

放射線とシーベルト始めました

放射線とシーベルトの授業を始めました。第1部をやるのに65分授業1コマ分かかりました。2コマかかる見込みです。

相対速度

今日、相対速度のプリントで授業しました。相対速度で最接近距離を求める問題です。サークルで発表したいと思います。

放射線とシーベルト続報

今日、《放射線とシーベルト》の授業書の印刷が終わりました。パワーポイントの準備もできて、明日から授業を始める予定です。十分予習して授業したいと思います。

不思議な石 石灰石

《不思議な石 石灰石》という授業書を昨年やりました。S大学工学部で入学前スクーリングの授業をしていたとき、休み時間にふと見ると、校舎のビルからつららが・・・。よく見るとコンクリートが溶けてたれてくるとき再び固まったもの、すなわち鍾乳石ができ…

『算数の先生』

ちくま学芸文庫で『算数の先生』国元東九郎著が復刊されました。早速買って読んでみました。おもしろい。こんなふうに授業ができたらいいと思います。板倉聖宣さんが解説「子どものときに出会った算術の話」がすばらしい。この本は以前、少年少女科学名著全…

放射線とシーベルト

来週には特設授業で〈放射線とシーベルト〉の授業をしようと思います。今日はパワーポイントの準備をしました。来週早々印刷する予定です。18日にははかるくんという放射線測定器が到着する予定です。

速度のたし算

速度の足し算の説明をしました。たし算の仕方の説明の前に、たし算ができるかどうかの話をしました。速度がたし算ができるのはどういう場合でしょうか。 2人が手をつないで走れば速度がたし算になるでしょうか。もちろんなりません。50℃の湯と50℃の湯を…

ベクトル

高校2年生の物理で生徒はまだベクトルを学んでないことが判明。どう教えたらいいか考えましたが、なかなかいい考えが出てきません。一応、教える案は作りましたが、位置ベクトルを教えるのは無理があるという意見も。何をするにも仮説実験という精神で、や…

速度概念の3ポイント

速度の3ポイント S大学理学部でやった授業で「ガリレオガリレイは速さを時間の関数としてとらえたということが独創的だった。」と講義しました。これは私のオリジナルな見解かなとも思ったのですが・・・ヒューエット著『物理のコンセプト1力と運動』に「…

速さの授業

「プロ野球のピッチャーの球と新幹線ひかり号はどちらが速いか」という問題があります。かつてはこの問題で授業しました。プロ野球のピッチャーの球の速さを40m/s、ひかり号の速さを200km/hとして、直観的に予想させ、その後、概算での計算をし…

最初の授業

U高校に転勤しました。今日、4月8日は初めての授業。2年生の物理です。MNさんからもらった《見れども見えず》をやりました。予想分布は昨年度のNK高校とまったく同じ。最初の講座で手を挙げる数が1名合わずに、合うまでやったら、以後はすべて全員…

問題の立て方

牧衷さんの会に参加しました。2月26日~27日にかすが温泉で。最大の収穫は問題の立て方でした。 「国家とは何か」という問題の立て方をすれば、政治学事典を見たり、政治学の本を見ればいい。「国家とは何のためにあるのか」という問題の立て方をすれば…

入学前スクーリング

S大学工学部の工業高校からの推薦入学合格者を対象とした入学前の物理指導を頼まれ、5日間、1日7時間の集中講義をしています。ちょっとハードです。24日が最終講義、35時間で物理Ⅱを集中講義というのはやってみて無理があると感じています。しかし、…

CST事業

「CST事業」という「地域の中核となる理科教員を養成する事業」で頼まれてS大学繊維学部で授業をしました。した授業は①原子論的自然観と理科教育②水分子の冒険の授業③温度と分子運動第1部④温度と分子運動第1部続きで文科省の重鎮の方々がなんと20名…

ぼくらはガリレオ

このブログに訪問してもらっている人がたくさんいるのにブログ更新を長いことしてなくて申し訳ありませんでした。 板倉聖宣著『ぼくらはガリレオ』が岩波現代文庫で出ていることを書店で発見し早速買いました。1972年に岩波科学の本として出版されていた…