2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

仮説実験授業に魅せられた37年

信州大学物理同窓会に「仮説実験授業に魅せられた37年」という原稿を寄稿し、信州大学物理同窓会のHPに掲載されました。 http://www.supaa.com/ をご覧ください。

戦略を間違えると必ず負ける5

牧衷さんの講演の一部を紹介します。 以下講演 教育の改革のポイントは教員の自由 フィンランドの教育についてインタビューする番組を見たとき、インタビューしていた東大教育学部の教授が言っていることはピントはずれだった。フィンランドの文部大臣はちゃ…

『劇画でわかる こうすれば必ず人は動く』紹介

サークルで紹介したところ大変強い関心を示す人が多かったので、ブログ上でも紹介します。 『劇画でわかる こうすれば必ず人は動く』デール・カーネギー著 きこ書房 1300円税別 この本は『こうすれば必ず人は動く』デール・カーネギー著の きこ書房15…

産業の寿命

『牧衷連続講座記録集Ⅰ』に「産業の寿命」という牧衷さんの講演が掲載されています。その中で企業の寿命があり、大繁栄した企業も衰退の時期を迎える。その企業も転身に成功すれば生き延びられるという話が出てきます。実際、大学生にとっての人気企業が、そ…

戦略を間違えると必ず負ける4

牧衷さんの講演の一部を紹介します。 国防省にとっては沖縄基地は戦場 地位協定ないわけにはいかない。その内容がきわめて不平等に出来ている。それは頑張れば平等にできる。ところがそれを国防省と交渉するからなかなか言うこと聞かないんですよ。国防省に…

戦略を間違えると必ず負ける3

牧衷さんの講演の一部を紹介します。 軍隊というのはどのくらいそういうことにこだわるかということを身をもって知らないんです。関東軍がどのくらい政府の言うことを聞かなかったか。軍隊というのは日本国の中の独立王国なんです。今自衛隊が日本の中の独立…

戦略を間違えると必ず負ける2

牧衷さんの講演の一部を紹介します。 普天間基地問題を戦略的に考える だいたい、戦略的に言うとアメリカが絶対離さないところが2つある。沖縄と厚木です。厚木は極東米軍の頂点・頭脳ですからあそこを動かすわけにはいかない。変えようがないという前提に…

戦略を間違えると必ず負ける

牧衷さんの講演の一部を紹介します。 米軍基地問題はアメリカの軍事問題である ──外交問題としてとらえると失敗する 沖縄の話で戦略間違えたからと言ったのは、米軍基地を考えるときに一番基礎に考えなければならなのは、まずこれはアメリカの軍事政策の一環…

オバマ政権の支持率低下をどう考えるか

牧衷さんの講演の一部を紹介します。 オバマ政権の支持率低下について オバマは政策を思うように進められていないですね。たとえば年金システム。アメリカの年金システムを変えなければならない。オバマの内政の一番の重点目標です。だけどそれに対する反対…

日本のマスコミの現状

牧衷さんの講演の一部を紹介します。 以下講演 民主党政権をマスコミは歓迎していないです。マスコミは全員自民党支持、自由主義経済支持なんです。4年間くらいでは変わらない。あと15年くらいはだめです。 ──マスコミは視聴率の方が大事なのではないです…

経済政策の変化の徴候

牧衷さんの講演の一部を紹介します。 以下講演 今、「外需、外需」と言っていていくらトヨタに投資したってトヨタは今、国内の工場なんて拡充するものですか。だからそんなところにいくら金が集まったってだめなんですよ。金持ちに金やったってだめ。貧乏人…

社会思想では自由と平等のどちらが大切か

牧衷さんの講演の一部を紹介します。 以下講演 「経済政策での自由と平等」と「社会思想としての自由と平等」は区別して考えなければいけない。「社会思想での自由と平等」で自由と平等のどっちが必要かと言えば、自由が必要です。平等は必要じゃありません…

詩の歴史から戦後精神を見る

牧衷さんの談話の一部を紹介します。 以下談話 僕の中で何かが変わったな、僕の感性の革命があるんですよ。見渡す限りの焼け野原、何もなくなっちゃうんですね。それが実に あっけらかんとしているわけです。空が青くて 日本的にじめじめしたものがなくなっ…

競争させれば自由になるか

自由にすれば競争が起こるんです。自由と競争はくっついています。だから「競争をさせれば自由が進む」ようなことを言っている人たちがいるけれど、それはそうじゃない。競争が激化するのは自由の結果であって、競争を激化させても自由にならないですよ。 自…

なぜ今まで二大政党にならなかったのか

牧衷さんの講演の一部を紹介します 以下講演 要するに、自由と平等、成長と福祉は両方なければ世の中成り立たないものなんです。それはわかりきっているんです。 今後20年くらい先の予測になりますが、もし20年後も二大政党があるとして両党の政策はほと…

「鳩山内閣は信頼できるか」という問題設定は適切か

牧衷さんの講演の一部を紹介します。 以下講演 「鳩山内閣を信頼できるかどうか」というふうに問題を立てると間違えます。何内閣でも信頼なんかできません。基本的な経済政策がきちんと守られるかどうかが決め手なんです。誰がやろうといいんです。 以上引用…

政権交代で日本経済は変わったのか3

牧衷さんの講演の一部を紹介します。 以下講演 国民主権とは何かをシステムとしてばかり説明しているんです。国民主権というものの精神を教えない。今の日本の教育の一番悪いのは精神を教えないで手続きばかり教えていて哲学を教えない。科学だってそうです…