経済政策の変化の徴候

牧衷さんの講演の一部を紹介します。
以下講演
 今、「外需、外需」と言っていていくらトヨタに投資したってトヨタは今、国内の工場なんて拡充するものですか。だからそんなところにいくら金が集まったってだめなんですよ。金持ちに金やったってだめ。貧乏人に金をやれば金は回る。金が回らなければ、経済は活性化しませんから。
 今は投資が電機会社なんかに行くんです。今まではテレビ作っていたでしょ。それがテレビ作らないで太陽電池つくるんです。その方が需要があるから生産が伸びるんです。その方に誘導したのは政府です。太陽電池の会社の設備投資は伸びています。そういうところが日本経済の拡充を支えているんです。鉄鋼会社はどうか。縮小一方です。自動車はどうか。縮小一方です。今、これまでと投資の方向が変わって来ているんです。
 これからかなり大がかりなものが出てきます。公共事業の質が変わります。ダム作るんじゃなくてダムを壊す方へ行きます。今やダムはそのままにしておくとむしろ洪水のタネになるんです。
引用終わり
 その目で見ると熊本でダムを壊す話が出ていることに気づきます。目のつけどころがわかると今起こっていることの意味がわかり、これから起こることも予想できるようになります。毎日のニュースか楽しみです。