2014-01-01から1年間の記事一覧
『科学史研究と科学教育』の板倉講演「理科教育の変遷史」の後書きとして書いたものです。 やる気を出させるには 板倉先生が日頃非常に重視しているのは、人間のやる気です。やる気になれば難しい科学も理解できるし、やる気になればいい仕事ができるのです…
牧衷さんの講演の一部を紹介します。 軍隊を持ったからすぐ戦争が始まるかというとそんなことはない。すぐ戦争が始まるみたいに騒ぎ立てるのはよくないけれども、憲法の問題を憲法の条項の問題だけとして捉えないで、憲法が日本国民に命じていることはどうい…
『たのしい授業』11月号で小野健司さんが富塚清著『科学日本の建設』を紹介していました。「日本の古本屋」で探したところ見つかりました。早速購入、「教えようとしても教わろうとしないし、独力でやろうとばかりするから幼稚なことしかできない。どちら…
牧衷さんの講演の一部を紹介します。 明治維新のときに日本に市民革命による共和国を作り上げるという選択肢が歴史的にあり得たか。それはあり得ない。工業化もできていなければ,nationも出来ていない。江戸時代には俳句や川柳,お茶,蘭学研究なんて,ゲゼ…
風邪を引いてしまいました。しばらく静養します。
『科学史研究と科学教育』板倉聖宣著ができあがりました。なかなかよい内容で満足しています。多くの人に読んでもらいたいです。
牧衷さんの講演の一部を紹介します。次の出版予定の本に入れる内容です。 国民が好戦的にならなければ戦争は起こせない ドイツは日本と同様、いろいろ言われた。やっぱりナチスと日本の場合と、こう言うと差し障りがあるかも知れないけれども、アメリカ占領…
板倉さんの本を出版します。 一部を紹介します。 デカルトもそうです。このことから、速さというのは距離と時間を計算しないと出て来ないんだと思ったりしますが、デカルトやこの時代の科学者たちは速度というものについて、こういう計算をする前に構築する…
牧さんの本第10集に掲載予定の講演の一部です。 民主主義があれば憲法は不要か ぼくがしゃべってなくてかなり重要な問題は民主主義と憲法の関係の問題です。民主主義の政府は民衆の多数の同意のもとに成り立っているのだから、そうしたら民衆の同意で成り…
『科学史研究と科学教育』(板倉聖宣講演集)という本を作ります。原稿をほぼ完成しました。 目次は以下のとおり 1.科学史研究と高校理科教育 講師紹介……………………………………………………………………………………2 はじめに──科学教育の立ち遅れと革新の道…………………………………………3 長野…
『楽しい物理教育への道2』完成しました。 全県理科教育研究会と上小教研で販売します。ガリ本リストにも載せます。 以下目次です。 第2部 さまざまな場面での意見表明 1.仮説実験授業と私──認識論からみた仮説実験授業 2.物理基礎をどう教えるか 3.…
今年の新年会で幹事長挨拶をしました。以下挨拶です。挨拶の場を借りて、仮説実験的認識論の広がりを宣伝しました。 明けましておめでとうございます。当番幹事を代表してご挨拶申し上げます。 新年は哲学の季節 新年はものごとを根本的に考えてみたり、大風…
あとがき 文化革命としての仮説実験的認識論 正しい認識に到達するにはどうしたらいいだろうか。多くの人は「頭がよければ正しい認識に到達できる。」と考えている。この考えは正しいだろうか。 板倉聖宣さんは科学史の研究によって「アリストテレスが間違え…
『楽しい物理教育への道1』という冊子の印刷を昨日1日がかりで終え、紙折、丁合をして今日、製本屋さんにお願いしました。『楽しい物理教育への道2』も続けて出版します。しかし、その作業量は大変なものです。くたびれます。 原稿は完成しているのですが…
板倉聖宣講演集「理科教育の変遷史」「科学史研究と高校理科教育」 牧衷講演集 第10集 渡辺規夫『楽しい物理教育への道1』『楽しい物理教育への道2』 順次、出版します。
牧衷さんの講演の一部を紹介します。第10号に掲載予定 国民が好戦的にならなければ戦争は起こせない ドイツは日本と同様、いろいろ言われた。やっぱりナチスと日本の場合と、こう言うと差し障りがあるかも知れないけれども、アメリカ占領軍には明らかな人…
北信越理科教育研究会(8月5日)の板倉講演の一部を紹介します。 以下講演 古代原子論を受け継いだのはガリレオ・ガリレイです。ガリレオ・ガリレイは最も戦闘的な原子論者でありました。私はガリレオ・ガリレイの原子論を勉強してそれで私の原子論は古代…
明日から、仮説実験授業研究会全国大会山口大会に行って来ます。レポートは書けませんでした。牧衷さんの本を作ったのが唯一の仕事です。
牧さんの本第9集が出ました。牧さんにも喜んでもらいました。早くも注文が来ました。1000円です。郵便局で冊子小包でおくるより、メール便で送る方が安いことを知りました。ガリ本プレゼントで何部注文が来るでしょうか。
板倉聖宣さんの1977年の講演「理科教育の変遷史」を入力し終わりました。60ページを越える講演です。板倉さんは『日本理科教育史』という大著、名著がありますが、これは主に初等理科教育史です。この講演は中等理科教育史です。板倉さんの会心の講演だと思…
憲法の問題を憲法の条項の問題だけとして捉えないで、憲法が日本国民に命じていることはどういうことなのか、これまた、無責任なんだよ。日本国民に命じていると思わないんだから。政府に命じていると思っているんだから。冗談じゃないよ。憲法は国民を縛る…
仮説実験授業成立史の研究をしています。これまで膨大な資料を収集してきました。それをもとに成立史を書こうと思っていたのです。しかし、そうは簡単には書けないという気がしてきました。このままでは膨大な資料が死蔵されているだけで、日の目を見ずにと…
牧さんの本第10集の編集にとりかかりました。他に、仮説実験授業成立史の資料集、板倉さんの中等理科教育史の本の出版も計画しています。乞うご期待。仕事の進み具合は体調の関数です。
牧衷さんの本第9集を上田仮説出版から近日中に出版します。目次は次のとおりです。 第1部 仮説実験授業の基本思想 ……………………………… 1 1.自発性の組織論 ………………………………………… 2 2.教室の統合をどう考えるか ………… ……………… 8 3.公概念の再検討 …………………………………
牧衷さんの講演の一部を紹介します。 自由と平等は根本的に対立する原理です。僕にとっては、国民国家という枠組みが資本主義生産様式という枠組みよりはるかに重要な枠組みです。だから、その間で社会主義革命が起こって、消えて、その間に国民国家という枠…
連休に入ったので牧衷さんの本の編集に取りかかりました。かかりっきりでやってもなかなか進まない。時間があればできると思っているけれども、時間があってもそうは進まない。一生のうちにできることはわずかなのだと思います。
牧衷さんの本が再版されました。第3集歴史研究と現状分析です。1200円です。ガリ本プレゼントに出品しました。16年ぶりの再版です。
主体性を尊重をするとうまくいかないということはみんなわかってきた。戦後の教育は主体性を尊重するからいけないという主張もある。僕に言わせれば、本当の戦後の精神は自発性の尊重なんです。戦後精神は自発性を持ったということなんです。俺の目で世の中…
牧衷さんの本第9集を続いて出版したいと思っています。できれば1~2ヶ月くらいで仕上げたいと思っています。 憲法と2つの国家観や戦後精神についての講演は興味を持ってくれる人が多いと思います。ご期待ください。
牧衷連続講座記録集第3集『歴史研究と現状分析』が品切れになり、再刊しました。ガリ本プレゼントに広告を出しました。1200円です。16年で400部が売れました。16年は長かったです。出版社にとって在庫を抱えることは大変なことです。