自発性の尊重

主体性を尊重をするとうまくいかないということはみんなわかってきた。戦後の教育は主体性を尊重するからいけないという主張もある。僕に言わせれば、本当の戦後の精神は自発性の尊重なんです。戦後精神は自発性を持ったということなんです。俺の目で世の中を見届けるためにはいろいろな知識がいるから、いろいろな本を読んだりするけれど、その本に従って考えるために読んでいるんじゃない。俺が自分の頭で考えるための材料として読んでいる。読んで必要ない思えばどんどん捨てる。自発性に従って本を読めばそうなります。そうじゃないと本を読むために本を読む。これじゃあだめですね。