2014-01-01から1年間の記事一覧

国民主権の国にするには

牧衷さんの講演の一部を紹介します。 憲法の議論というのはほんとは何も変えなくても憲法的体制を変えることはできるんです。今の憲法の前文のままだと日本は議会主権の国になってしまいます。前文が読み間違えられやすいから、ちゃんと「act」というところ…

板倉先生の講演

長野県上田市で板倉聖宣先生が講演 演題 科学史研究と高校理科教育(仮題) 日時 2014年8月5日(火)午後2時~3時30分 会場 上田市産学官連携支援施設「レーレック」4階ミーティングルーム) (浅間リサーチエクステンションセンター(AREC)) 長…

誤答調査

誤答調査の研究をやっています。ようやくデータをエクセルに入力しました。研究は体力が必要です。

牧衷さんの本

牧衷さんの本の第Ⅲ集『歴史研究と現状分析』残部がなくなりました。再刊の作業を進めています。近々、第9集も発行する予定です。

サロンの作り出す文化

牧衷さんの講演の一部を紹介します。近々、牧さんの本を出版する予定です。 以下講演 ゲゼルシャフト的結合というのは,生産組織だけにあらわれるものではありません。ゲゼルシャフト文化というものも当然産み出します。 このゲゼルシャフト誕生のときのゲゼ…

仮説実験授業研究会の歴史

牧衷さんの講演の一部を紹介します。 ネタ探しで研究会に来る人たちには研究会で本気で対応する必要はない。研究会の売場の売り上げに貢献してもらえばいいんだ。だけどわらにもすがる人たちは、ほんとに困ってきているんだから、それに対して手だてを知って…

グローバリゼーションの意味するもの

牧衷さんの講演の一部を紹介します。 ゲマインシャフトの国民国家と家族の存在が今や危機に瀕している。危機に瀕しているから、危機意識を持った人たちが「国民国家と家族だ大切だ。」と声高に言って保存しようとする。黙っていたら、国民国家と家族は壊れち…

ゴミが出ないシステム

牧衷さんの座談の一部を紹介します。 売り上げがあがって, なおかつゴミが出ないよってシステムはどうやったら作ることができるか。 結論を先に申しますと, 事務機メーカーのマネをすればいい。フジゼロックスっていう事務機メーカーがあります。これ, 急成…

生徒に言うことを聞いてもらえない先生

仮説実験授業は対立物の相互浸透をうまくやっていますよね。ところが生徒の意見を聞くということだけを強調してしまうと、生徒に「何を教わりたいですか」と聞くというスタイルでやったとするとだめですね。上廻さんという支配と統合がしっかり出来る先生が…

自発性の組織論

生徒の主体性を尊重すると言うと、実際教室では成り立たないんだよ。勉強に対する自発性を生徒の中に組織するんでなければ、授業は成立しない。そのために教師は何をしなければならないかという話になる。生徒が自発的な関心を持てるような問題を提起しなけ…

対抗軸の作り方を間違えると負ける

牧衷さんの講演の一部です。 対抗軸の作り方を間違えるとぼろ負けに負けるよね。「憲法に反するから反対」という言い方をすれば、「憲法の方が現実に合わないんです」と言われちゃうんですから、現実に憲法の方が現実に合わないところはたくさんあるし、現実…

ガリレオとシェイクスピア

ぼくは文学はやらないことにしているんだ。ぼくくらいたくさん本を書く人は大抵文学をうんと読んでいる。ぼくは全然読まない。 シェイクスピアを読んだ。シェイクスピアの本のうちの4冊に「原子」atomが出てくる。『お気に召すまま』『ロメオとジュリエット…

新聞記事

徳島新聞の記事です。日本では今でも模倣の時代が続いているのです。

仮説実験授業は文化革命

牧衷さんの講演「戦後精神とは何か」の一部を紹介します。 一つには日本の文化全体の中にある一つの大きなうねりが戦後にあった。そのときのうねりというのが何人かの心を強く揺さぶってその人間の一生を決めてしまうようなインパクトがあったんですね。実は…

どんなことを問題として取り上げるか

牧衷さんの挨拶を聞いて考えたこと 何かというと対立したり腹を立てたりばかりやっていては、自分の本当にやりたいことをやる時間がなくなってしまいます。自分の自由を確保するために、つまらないことに腹を立てたりしないでいきたいと改めて思いました。腹…

戦略を間違えると必ず負ける

牧衷さんの講演を紹介します。 野中広務が官房長官のときに日の丸・君が代の法制化がありましたけど、そのときすぐ、「強制するものではありません。」と言いましたね。野中は敏感なんです。そのとき、日教組はだめですね。そのとき日教組は「野中さんいいこ…

憲法の争点

牧衷さんの講演の一部を紹介します。 以下講演 憲法改正の問題を考えるときには、条文を一つ一つ考えることよりも、憲法体制がどうなるかということを考えることがとても大事だ。国民投票法に国民直接発案権と直接拒否権をつけることは可能です。そうすれば…

牧衷さんの講演2

牧衷さんの講演「支配と統合」からの抜粋です。 最も愚劣でけしからんというのは生徒手帳に書いてある学校の規則を生徒にこしらえさせるというヤツです。生徒を尊重してように見えますが、このくらいけしからん話はない。生徒にこしらえさせたらどんな教師も…

牧衷さんの講演

牧衷さんの講演です。 自分より能力のある人間の協力をとりつける 運動の場合でも、仕事の場合でも、手伝ってくれる人の自発性を組織できる人は成功するし、組織できない人は成功しない。 アンドリュー・カーネギーの墓碑銘に「自分より賢き者を近づける術知…

よい問題とは

講演「物理基礎をどう教えるか」より 2月8日に講演しました。物理が専門でないにもかかわらず、物理基礎という科目を教えなければならなくなった先生のための講演でした。講演の一部を紹介します。 問題の一例を挙げますと、 「真空のボンベと水素ガスを入…

創造的に生きるとはどういうことか

板倉聖宣さんの本『脚気の歴史』仮説社840円の書評を、アマゾンのカスタマーレビューに投稿しました。今のところ2人の人からよかったという反応がありました。 今後も良書の書評をアマゾンのカスタマーレビューに投稿したいと思います。 以下書評 かつて…

フリーメイソン

板倉聖宣さんがフリーメイソンの研究を始めたそうです。何の研究だかちょっとわかりませんが、おもしろそう。モーツァルトがフリーメイソンということは聞いていましたが、それが何を意味するのか。ハイドンもフリーメイソンというのは知らなかったです。ベ…

横から見た仮説実験授業

竹内三郎さん(仮説社社長)の講演会に参加しました。参加者100名以上。大盛況でした。竹内さん曰く「仮説実験授業をやって保護者から苦情を受けたり校長から批判されたりする人は、仮説実験授業以外のところで周囲の人を困らせることをやっている。」と…