戦略を間違えると必ず負ける

牧衷さんの講演を紹介します。
野中広務官房長官のときに日の丸・君が代の法制化がありましたけど、そのときすぐ、「強制するものではありません。」と言いましたね。野中は敏感なんです。そのとき、日教組はだめですね。そのとき日教組は「野中さんいいこと言ってくれた。強制するものではないということを、官房長官の命令で、文部大臣に通達させろ。その通達があれば明日からわれわれは、日の丸君が代反対闘争をやめる。」と日教組の委員長が野中広務のところに言いに行けばよかったんですよ。そうすれば、無用の日の丸・君が代反対闘争やる必要なくなるし、いやだという教員が起立しなかったからクビになるということもなかったんです。戦略間違えるとそういう馬鹿なことになる。