社会思想では自由と平等のどちらが大切か

牧衷さんの講演の一部を紹介します。
以下講演
 「経済政策での自由と平等」と「社会思想としての自由と平等」は区別して考えなければいけない。「社会思想での自由と平等」で自由と平等のどっちが必要かと言えば、自由が必要です。平等は必要じゃありません。社会思想が平等じゃあ、思想の画一化です。両方考えるのにその負の側面を考えればいいんです。平等と言えばいいことばかりじゃない。平等は必ず画一を伴うということは覚えておいてください。教育における最も完全な平等、落ちこぼれ一人もなしの状態を実現するのは簡単です。最低水準に揃えればいい。つまり何にもしないということです。完全な平等です。これじゃどうしようもないじゃないですか。平等というのは画一化なんです。