板倉聖宣さんの論文発見

そろそろ電気の分野になるので《ものとその電気》の授業書を探したらなかなか見つからない。度重なる転勤でどこにしまいこんだやら。昨年は葬式、その後の四十九日、新盆などで何でも段ボール箱に入れて積み上げてしまいました。仮説実験授業は授業書があって初めてできる授業であることを実感しました。授業書についてよく知っているつもりでもそれを考え出すことは不可能。授業の準備も授業書があってこそ。授業書や実験器具等の整理をしていきたいと思いました。
 《ものとその電気》はやっと見つかりました。あちこちひっくり返していたらいろいろな資料が出てきました。自分のかつて書いた論文や授業記録も出てきました。
 板倉聖宣さんの論文や対談を発見しました。『教育科学 理科教育』(明治図書)1969年4月号に「特集Ⅱ 理科は自然科学を教える教科か」という高橋金三郎さんの論に対して、板倉聖宣さんが「公然たる論敵は不在」という論文を書いています。この号には細谷純さん、真船和夫さん、西村寿雄さんも書いています。
『教育科学 理科教育』(明治図書)1970年6月号には板倉聖宣さんが「学習における経験・思考・概念の形成」という論文を書いています。
『現代教育科学』No.93 1965年9月号には板倉聖宣さんの論文はありませんが、庄司和晃さん、細谷純さん、中原正木さんが書いています。
板倉著作目録に上記の2つの論文は入っているのでしょうか。これから調べてみます。