他人の笑顔をつくる持続可能な事業

北海道のYさんの論文(対話形式)の一部を紹介します。
「仮説実験授業のおかげで「自分がたのしい」「ありがたい」「自分が幸せになる」「自分の考えの役に立つ」ということは当然あるでしょう。それはそれでいいですが,
仮説実験授業おかげで,
「自分が他人の笑顔を作って,その笑顔が生まれることで,自分が笑顔になる」という
なら,笑顔も広がり未来の笑顔も作れます。これは,質的に,全く違います。
他人の笑顔を広げる人が生まれていなければ,そこで笑顔はストップします。
「自分たちがたのしけりゃ,まぁ,それでよし」ということでは,未来にはつづかな
い。そして社会の中で仮説実験授業を広げるというのは,〈どんな小さなことでも,な
にか独創的なことをして社会貢献した〉人につながっていく事業なんです。
これは自分たちだけで解決できる問題でもないです。参加者をはじめ,多くの人の力
がいる。そのためには,
●自分よし ●他人よし ●社会よし そして, ●未来よし
の4方よしの構造が必要です。」

引用終わり
まったくそのとおりだと思います。
板倉さんが「楽しいことが最も大切」と言ったのを「楽しければいい」という意味にとっていた人も少なくなかったと思います。仮説実験授業研究会会員に退職者の割合が大きいということは、「楽しければいい」という理解ではなかった人がたくさんいるということだと思います。そこからもう一歩進むには・・・・。いろいろ考えても、楽知ん研究所のやっている方向しか思いつきません。
12月に親子孫講座をやろうと思っています。