脚気の歴史

板倉さんの新著『脚気の歴史』仮説社やまねこブックレット800円(税別)を読みました。大著『模倣の時代』のダイジェスト版だろうと思って読み始めると知らない話が続々。なぜ知らない話が出ているのでしょう。
予想 
ア 以前読んだ内容を忘れた。
イ その後の研究でわかったことが書かれている。
どうもイ その後の研究でわかったことがかなり書かれているようです。この本の最後に「これからだって、私たちのまわりには物事を創造的に考える人々よりも、権威にしがみついて考える人々が沢山いて悩まされるでしょう。そういう人を一人ひとり説得したり排除していく気力がなければ、結局のところ私たちの創造性も発揮できないことを忘れてはいけないのです。」と書かれていました。まったくそのとおり。その気力を持ち続けようと強く思いました。仮説実験授業がやれない理由を挙げたり、研究が進まない理由を説明したりしているのは気力不足というほかありません。通常の授業が終わったのでこれから3月まで、研究する期間です。