牧衷連続講座記録集Ⅰの紹介

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牧衷連続講座記録集Ⅰの紹介をします。

目  次

1 仮説実験授業の基本テーゼを問い直す       
  授業書にはへそがある。仮説実験授業だけでよいという主張の問題点。
2 仮説実験授業は授業を受けた子供がどういう判断基準を持つようになるこ  とを期待しているか
  「たのしいからやる」だけではだめ。市民教育としての仮説実験授業
3 歴史の見方・考え方――世界を見るときの基本イメージ
    その1 ヨーロッパとは何か           
  地理上のヨーロッパをヨーロッパと思ってはならない。ローマ帝国の東西  分裂が現在のわれわれとどう結びついているか。
4 グラフで見る日米自動車摩擦
  グラフで見えてくる社会の実相    
5 産業の寿命――現代技術を考える――
6 市民運動はどのように情勢に介入して日本をよくしていくことができるか
7 エリートの民主主義                 
8 時代をどうとらえて運動の指針とするか
     仮説実験授業研究会山口大会ナイターの記録
9 パネルディスカッション「変わるもの・変わらないもの」
      新潟仮説実験授業入門講座にて   
  牧衷運動論と仮説実験授業
講師紹介    牧衷
 東京大学文学部西洋史学科卒業。1950年代の学生運動に参加指導。レッドパージ反対闘争,砂川基地反対闘争に勝利。大学卒業後,岩波映画KKにて仮説実験授業の考えをもとにした多数の科学教育映画を製作。退職後,現在フリーのシナリオライター横浜市在住。仮説実験授業が提唱された当時からの仮説実験授業研究会の会員で仮説実験授業の基礎理論,実験の具体的知識に詳しい。歴史学,運動論,認識論の研究でも注目されている。『たのしい授業』などに論文多数。仮説実験授業研究会の大会や入門講座などでしばしば講演している。
1刷300部売り切れ、2刷200部 残部僅少 1500円 A5版312ページ