仮説実験授業50周年企画

9月29日は仮説実験授業50周年企画があります。参加予定しています。この会に、昨年10月に板倉先生とともに中国旅行したときのガイドさん黄さんが来るそうです。再会が楽しみです。黄さんは板倉さんの『ぼくらはガリレオ』の中国語訳を読み、その感想をバスの中で話してくれました。ずっと昔に板倉さんが書いた本が、こんなところに影響が及んでいることを知って、感無量でした。そういえば、5月の科学史学会総会の直前に板倉さんが脳梗塞の疑いで、救急搬送されたとき、担当した医師が『ぼくらはガリレオ』を小学生のとき愛読していたということで、病院の他の医師にもこの本の購入を勧めていたそうです。良書の影響がいかに大きいかを知りました。私も、仮説実験的認識論、物理教育の本を書きたいという意欲が湧いてきました。もうひとつ、牧衷さんの本の続刊も大きな仕事です。最近の暑さで、仕事にならない毎日ですが。
 長野県は夏休みが終わり、今日から授業です。疲れます。