静止衛星2

佐久市は北緯36°。静止衛星は赤道の上空5.6R(Rは地球の半径)の高さを周期24時間で地球のまわりを回っています。佐久市では静止衛星は真上から42°傾いた方向にあることが作図してみるとわかります。作図から分度器で角度を測るということをパワーポイントで説明しました。入試問題は試験という形式の中で問題を解かなければならないので、分度器で測定するという問題は出ず、sin30°=0.5ということを使うような問題ばかりですが、大抵の問題は測定して答を出すものです。しかし、生徒はなかなかそうには思っていないので授業でそのことを知らせる必要を感じています。生徒には「パラボラアンテナは南を向いている。おおざっぱに言えば真上から45°くらい傾いた方向に静止衛星があり衛星放送の電波を送ってきている。」と説明しています。
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