衝突の授業で質問

今日は、学校周辺の写真撮影。まず、電柱の上に変圧器がついているところを撮影。交流の変圧器の説明の時に利用する予定。次に、学校周辺にある八木アンテナの向きを確認、八木アンテナの向いている向きを見ると電波塔があるようです。行ってみようと思っています。
今日は授業が一番遅れていた講座で《衝突》の授業が終わりました。
 佐久平駅では線路のしたがコンクリートで固めてあると生徒が言っていました。調べてみようと思います。すっとびボールについては重いボールからいきなり一番小さいボールに衝突させても結果は同じではないかという質問が出ました。黒板の前で生徒と二人で計算。結果は段階的に小さくなっていく方がスピードの増幅は大きいことがわかりました。鋭くておもしろい質問が出たので大変楽しいです。
「AとB、BとCの反発係数からAとCの反発係数は計算できるのか」という質問が出ました。こういう質問を受けると楽しくなってしまいます。これまで考えたこともないことでした。「多分計算できないと思う」と答えましたが、本当は違うかも知れません。
こうした質問をする生徒は物理現象について非常によく考えています。入試問題の解き方を勉強しているときよりはるかに頭を使っています。こういうことを通じてつく学力が意味のある学力なんだろうと思いました。
授業アンケートの結果は24名中22名が5大変たのしかった。と4楽しかったのどちらかに○をつけています。やはり仮説実験授業はすごい。そして、生徒はすごいと思いました。