板倉さんの科学史入門講座

いたずら博士の科学史入門講座の紹介
以下のように科学史入門講座が開かれます。
日時:9月1日(日)午後2~4時
●会場:明治大学リバティタワー 1階,1012教室
   (JR御茶ノ水駅より徒歩4分)
●講師:板倉聖宣(日本科学史学会会長,
        仮説実験授業研究会代表)
●演題:科学史と科学教育──新発見と再発見
●主催:日本科学史学会/後援:板倉研究室
●参加費(資料代含む):1000円(科学史学会の会員は500円)
●定員:250名
資料等を確実にお渡しするために,事前申込みをお願いします。
 満席になり次第締め切らせていただきますが,当日でも空席があれば受け付けます。
 Eメール:itaken1963kasetu@gmail.com
 文例:9月1日開催の科学史入門講座に参加します。
 「参加者氏名,人数,勤務先や所属,連絡先〒住所」を明記。
室長からのお誘い
 「科学史の研究」というのは,優れた科学者たちの創造的な研究(社会的・個人的な研究)を追求することが中心に行われてきました。しかし,そういう科学者たちだって,先駆者たちの研究成果を学んで初めて,自分の〈新発見〉を科学史の上に積み上げることができたのです。そういうことに注目すると,「科学史研究」と「科学者たちの受けてきた教育」とは不可分に結びついていることが明らかになります。「後の世代の科学者たちにとっては,〈先行する科学者たちの研究成果〉をどのように学び知ったか」ということは,とても重要な意味をもっているのです。
 私が「科学史の研究」が好きな理由の根本的な理由は,「〈優れた科学者たちの研究の道筋〉をたどっていくと,〈真に創造的な考え方〉を発見できて,〈自分も頭がよくなった〉と思えること」にあります。そういう科学史と科学教育の密接な関係について,多くの科学史的な実例を引きながらお話できたらいいなと思っています。
(いたずら博士=板倉聖宣