費目の変更

竹内さん、帽子が似合っていました。竹内さんは帽子に1万以上のお金をかけることはできないそうです。せいぜい3000円までと言っていました。しかし、板倉さんは「費目を変えれば買える」と言ったそうです。帽子と思うから買えないので、これを交際費と考えれば買えるというのです。(記憶が正確でないかも知れない)この話に納得しました。
 この話を「何に分類するかで学問自体が変わってしまう」という話として聞きました。多くの人は授業にそんなに力を入れることはそうはできません。仮説実験授業研究会の人はなぜそんなに膨大な時間を授業準備に費やせるのでしょうか。それは仮説実験授業をやる人の授業は費目でいうと「仕事」でなく「趣味」になっているのかも知れません。趣味に膨大な時間を費やし、多額のお金を使っている人はたくさんいます。しかし授業は、給料をもらっているのだからこれは明らかに趣味ではなく仕事です。この仕事という概念が仮説実験授業研究会の人たちは変えてしまったのです。趣味のようにたのしい仕事というわけです。苦しいけれど頑張って仕事をしている人たちと話が通じないはずです。
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