信大で講義3回目

12月12日(土)に信大理学部で3回目の講義をやります。今にして思えば、90分4コマを1日でやるなんて無理でした。無理だけれども12月12日にはなんとかやるしかない。
 3回目のテーマはは仮説実験授業の研究論。《石灰の化学》を研究してもう20年。ようやく完成した授業書の紹介です。今日実験材料を確認したところです。明日、化学実験室があいている時間帯に予備実験をする予定です。
 これまで講義しての感想は、「仮説実験授業はすごい」ということです。理学部の学生も大学院生も高校生と予想分布は変わりません。よい教材にはだれもが夢中になれるという実例を見させていただいています。
 化学科の準教授が講義に全部出席してくれてうれしかったです。授業記録をまとめるつもりです。
 前回12月5日(土)の講義で私のオリジナルだと思っている点について
 ガリレオ・ガリレイは速さを時間の関数としてとらえたこと。
 慣性の法則の説明法を3つに分類したこと。
 慣性質量の導入実験
 科学史上の問題と仮説実験授業の授業書の関連について
新発見は学部生も院生も高校生と認識については変わりなしということを確認できたことです。