仮説実験授業における自由と平等の矛盾論

 仮説実験授業は「熱心な教師なら誰でもできる」ことを目指しています。これは平等の精神と言えるでしょう。しかしまた、「教師の自由意志でやることが条件」となっています。自由の精神です。
 しばしば矛盾し、対立してしまう「自由」と「平等」を両立させている理論、それが仮説実験授業です。
 仮説実験授業の発想法としてしばしば「弁証法」が使われるのは、もともと対立することが多い考えを両立させようとしているからとも思えます。
 「仮説実験授業における自由と平等の矛盾論」について論ずべきことがたくさんあります。後日、まとめて掲載したいと思います。