フランクリンの一流体説

電気の研究の歴史の中で、電気には2種類あるという二流体説が主流でしたが、フランクリンは一流体説を主張しました。「すべてのものに電気がある」「電気が多すぎるのを+、少なすぎるのを-にする」という考えは画期的だったのですが、これまで電磁気学史の本を読んでも一流体説が画期的な説だと感じ取れる説明には出会いませんでした。大道仮説実験講座《びりりん》に参加して、一流体説の意義をはっきり理解することができました。「電気量保存の法則」を使えるようになるのが難しい理由も、一流体説で理解していないからだと気づいたのです。画像は一流体説にもとづく実験の様子です。イメージ 1