脱ゆとり宣言

グローバル教育はいつまで続くか
 馳文部科学大臣ゆとり教育との決別宣言をするということです。アクティブラーニングがゆとり教育にはつながらないと言っています。しかし、実際には学力重視になれば、アクティブラーニングの主張も次第に静かになってくるのではないでしょうか。もっともアクティブに学ぶことは、いずれにせよ必要なことですが。
 アメリカ大統領選挙でトランプやサンダースがかなりの支持を集めるのは、すでにアメリカ国民がグローバリズムに反対の気分を持って来ているということを示しているようです。日本に安保の経費を負担させるというなら、負担しないと言えば辺野古基地の問題も消滅してしまいそうです。
 世間をにぎわしているグローバル教育も先は長くないと思います。
以下、TBSの記事の引用です。

新学習指導要領で馳文科相ゆとり教育と決別宣言」
TBS系(JNN) 5月10日(火)15時14分配信
 今年度中に改定を予定している新しい学習指導要領について、馳文部科学大臣は「ゆとり教育との決別宣言をしておきたい」と述べ、学習内容の削減を行わない考えを示しました。

 「ゆとり教育との決別宣言を明確にしておきたいと思っていた」(馳浩文科相

 馳文部科学大臣は、今年度中の改定に向けて議論が進んでいる新しい学習指導要領について、学習内容の削減を行わない考えを示しました。

 新しい学習指導要領では、体験学習や討論などを通して主体的に学ぶ「アクティブ・ラーニング」を導入することが決まっていますが、学習内容を減らした「ゆとり教育」につながるのではないかと懸念する声が上がっていました。

 現在の小中学校の学習指導要領は、2008年の改定で「脱ゆとり」を掲げ、学習内容が増えています。(10日14:32)