ころりんの実験

昨日、7月11日にまちかど科学クラブで大道仮説実験《ころりん》をやりました。

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小学校2年生から70歳代の人まで、楽しく討論と実験をし、とても盛り上がりました。《ころりん》は2 メートルくらいの斜面にいろいろなものを転がしてどちらが速いか予想する構成になっています。たとえば、鯖缶とジュース缶を転がします。「鯖缶の方が速いでしょうか。ジュース缶の方が速いでしょうか。引き分けでしょうか」という問題に予想を立てて、討論し実験で決着をつけるというものです。
 今日7月12日、たまたまわが家に来ていた娘夫婦に「この実験をやって楽しかった」という話をしたら、話の成り行きでその実験をすることになりました。99歳のおばあちゃんとその孫夫婦が予想に手を挙げて討論しています。予想変更もたくさんありました。前日のまちかど科学クラブの再現です。

「3リットルのビール缶とちびビール缶は転がるのがどちらが速いか」

という実験をしようかと思ったら、昨日使った3リットル缶はすでにカラになっていました。どうしようかと思っていると、頼みもしないのに水をいっぱい入れて来てくれました。水の入った3リットル缶とちびビール100mlの缶を斜面に転がしたらどちらが速いかという問題です。この問題も予想が分かれ活発な討論が行われました。99歳のおばあちゃんは「3リットルの大きい方が重いから速い」という意見です。孫は「ちびビールの方が回転しやすいから速い」という意見です。娘婿は「ビールと水では違う」などと言っています。

 実験結果は?

 それは読者がいつか大道仮説実験の講座を受講するときの楽しみにとっておくことにします。実験が終わってからガリレオさんの研究の紙芝居もやりました。大拍手でした。
 わくわく科学教室は今年もやる計画を立てています。(コロナの状況も見ながら)いずれにせよ、定員10人くらいでやろうと思います。