デール・カーネギーを読んでいます。

以前、このブログで紹介したデール・カーネギーの『こうすれば必ず人は動く』きこ書房を半分くらい読みました。大変おもしろいです。『人を動かす』よりももっとわかりやすく、挙げられている例もおもしろいです。第11章は「相手の損害を教えて相手からお払い箱になる法」となっています。「私はあなたより頭がいいんです。ちょっとご意見申し上げてあなたの考えを変えてもらいましょう。」という人の話に耳を傾ける人はいないという話が出ています。そう言えば、人間関係論で「私は正しい」がトラブルのもとと書いてある本がありました。当たっていると思いました。毎日、毎日「私は正しい」という主張のもと、無益有害なトラブルをひきおこしている人がたくさんいます。「私はただしい」んだから、私は自分を変えないということでもあります。正しいのに引っ込む理由がないということでしょう。『こうすれば必ず人は動く』をお勧めします。